酒のイドラ

クラフトビールをレビューします。

【スタイル】ピルスナー

キレのよい苦みと淡白な味を特徴とするエールビールの一種。

もとはチェコが発祥の地。

現在の日本の大手缶ビールはほとんどがピルスナー・スタイルであり、一般人がビールと聞いてまず思い浮かべるのがこのスタイルである。

 

透明感のある金色の液色をしており、苦みは強くないがキレがある。

コクはなくあっさりとしており、通常よく冷やして飲む。

じっくりと味わうというよりは、軽食と共にゴクゴク飲んだり、暑い日にゴクゴク飲んだりすることが多い印象。

ホップの香りやフルーティさはあまりなく、良いものは麦の香ばしさとじんわりとした甘みがある。

全体に味が薄くすっきりしているため、質の悪いものは俗に「苦い炭酸水」と揶揄される。

 

大手のほとんどが採用しているスタイルなので、市場は玉石混交であり、本当に美味しいピルスナーを見つけるのは難しい。

 

おすすめ:☆2/5